後援会からのお知らせ
2025年11月15日(土) 大学最新状況報告会と支部長会議 実施報告
2025年度『大学最新状況報告会』が市ケ谷キャンパスで行われた。
まず、初めに後援会佐々木会長が挨拶。関西大学教育後援会との50年以上続く合同研修会に言及し、関西大学の元理事長の言葉「目を離すな、手を放せ」を引用。大学生になった子供を温かく見守り自立を促すことの重要性を説きつつ、本講演では子供が置かれている状況を正しく理解し、「目を離さない」為の一助となるだろうと述べた。
本報告会では、学生センター長の武生昌士氏が「最新の学生の課外活動と生活トラブル事例」をテーマに講演した。
コロナ禍を経て人間関係が濃密になったことに伴い、サークル内の人間関係や会計問題、ストーカー被害、宗教勧誘、マルチ商法、飲酒問題といったトラブルがコロナ以前の水準に戻りつつある現状が報告された。特に飲酒問題については、学生の飲酒に対する意識の変化に警鐘を鳴らした。その他、薬物問題への対策、闇バイトの実態、近隣住民からからの苦情が深刻化している通学マナーの問題、巧妙化するカルト宗教やマルチ商法の勧誘の手口など、学生を取り巻く多岐にわたる問題が取り上げられ、最後に、学生指導における大学の限界を述べ、子供の異変に気づき、時には厳しく𠮟ることのできる家庭との連携の重要性を訴え、協力を呼びかけた。
その後行われた支部長会議では後援会佐々木会長より後援会80周年への準備を始めており、今後支部の協力も依頼する予定である旨と12月13日に「自由を生き抜く実践知大賞」表彰式があり、今年度は大学と協議の上、後援会から贈呈する特別賞を新設されたと報告があった。
次にDiana Khor総長よりご挨拶があり、これまでは地方支部との交流が限定的だったが今後の関与に意欲を示された。
本部からの連絡事項は幸山副会長より①支部総会父母懇談会開催形式見直し②チャレンジ予算活用状況③交通費、ご夫婦課題対策状況④後援会ウェブサイトの支部ページの更新のお願いを報告した
また、支部から栃木県支部は「50周年記念行事について」青森県支部は「4年ぶりの単独開催への移行について」宮崎県支部は「会員増・活性化について」愛媛県支部は「交通費支給基準に独自ルールで対応」という内容について発表があった。
その後、場所を移動して3支部11グループに分かれ、第1部では「支部総会を終えての感想、来年に向けての課題、改善点。チャレンジ予算活用事例、運用上の課題について」第2部ではメンバーを変えて「支援・改善して欲しいこと」を話し合った。同時に個別相談が事務局主催で行われた。
内容については今後運営委員会で報告され今後について話し合う予定です。
今回のグループを決めるにあたっては近隣の都道府県とは一緒にならないようにし、普段話をしないだろうと思われる支部の方の話を聞ける場をもうけた。更に後援会会員人数の規模も同じ位の支部同士のグループで分けることができたのならもっと話も弾んだのではないだろうかとも考える。今後の課題です。
(記 総務 後藤光恵)

