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支部からのお知らせ
熊本県支部 キャンパスツアー&六大学野球観戦 報告
令和7年10月4日(土)午後 市ケ谷キャンパスツアー
令和7年10月5日(日)午後 東京六大学野球応援(対早稲田大学)
はじめに
10月を迎えたとはいえ、未だ秋の気配を感じさせない残暑の中、熊本県支部より13名の保護者で、市ケ谷キャンパスツアーならびに東京六大学野球観戦のため上京いたしました。今回の企画は、学生が日々研鑽を積む学び舎を直接訪れ、その学習環境を体感すると共に、伝統ある六大学野球を通じて法政大学の学生文化に触れることを目的として実施しました。
市ケ谷キャンパスツアー
今年度のキャンパスツアーでは、市ケ谷キャンパスに的を絞り、約1時間をかけて丁寧に見学を行いました。
市ケ谷キャンパスは、先進的な施設設計が特徴です。学生が学びやすいよう整備された充実した教育環境、洗練されたデザイン性を持つ建築空間、学生たちが生き生きと学業に励む姿が印象的でした。
普段は足を踏み入れることのできない講堂や教室にも入室し、実際に学生用の座席に腰を下ろすことで、保護者の皆様も束の間、学生時代の感覚を呼び起こされたご様子でした。お子様が日々過ごす学びの場を目の当たりにすることで、大学生活への理解が一層深まったものと拝察します。
今回、52年前に法政大学を卒業された、在校生のお祖父様にもご参加いただきました。在学当時は学生運動が活発な時期であり、思うようにキャンパスへ立ち入ることができなかったとのお話を伺いました。しかしながら、外濠の風景や面影を残し再建された大内山校舎をご覧になりながら、往時を懐かしまれるご様子に、半世紀を経てもなお色褪せぬ母校への愛着を強く感じました。法政大学校歌も完璧に歌われるその姿から、卒業された諸先輩方の深い支えがあってこそ、今日の法政大学が在ることを改めて実感した次第です。
東京六大学野球観戦
翌日は、歴史と伝統を誇る東京六大学野球リーグ戦の観戦に臨みました。
ネットで調べましたが、法政大学野球部は1915年の創部以来、幾多の名選手を輩出し、リーグ優勝46回を誇る伝統ある強豪です。その歴史の重みと誇りを胸に、応援団・チアリーディング部のメンバーは卓越した技術と情熱をもって応援を展開していました。彼らの洗練された動き、統率の取れた応援フレーズ、そして何より溢れんばかりの大学愛――その姿に、私たち保護者も心を動かされずにはいられませんでした。
初めて応援に参加する私たちにとって、複雑な応援フレーズや振り付けを覚えることは容易ではありません。目で必死に応援団やチアメンバーの動きを追いかけ、悪戦苦闘しながらも懸命に声を合わせました。ようやく応援のリズムをつかんだ頃には最終回を迎えており、「来年もまた参加したい!」と宣言される保護者の方が多くいらっしゃったのも、この一体感の素晴らしさを物語っています。
熊本県支部「火の国応援団」では、事前に法政大学校歌を習得して臨むことを全体に周知しておりました。当日、青空のもと、声高らかに気持ちよく熱唱できたことは、かけがえのない思い出の一つとなりました。張り詰めた空気の中で交わされるエール交換、躍動感に満ちた応援、そして法政大学の学生・OBの皆様と共に一体感を持ちながら応援できた喜びは、何物にも代えがたい経験でした。
おわりに
今回のキャンパスツアーならびに六大学野球観戦を通じて、法政大学の優れた教育環境、伝統あるスポーツ文化、そして脈々と受け継がれる母校愛の深さに触れることができました。学生諸君が恵まれた環境の中で充実した大学生活を送っていることを実感し、保護者一同、大きな安心と誇りを得ることができました。
このような貴重な機会を提供してくださった法政大学、並びに関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。
(熊本県支部役員一同)
