法政大学後援会

軽井沢スキーバス転落事故慰霊・献花に参加して

 軽井沢スキーバス転落事故により犠牲になられた方々の慰霊のため、長野県支部役員13名にて2020年1月19日(日)、事故現場脇に整備された慰霊碑「祈りの碑」を訪れ、犠牲になられた方々への献花とご冥福をお祈りさせていただきました。

 2016年1月15日、法政大学の学生など大学生ら15名が死亡、26人が重軽傷を負ったあのスキーバス転落事故から4年。私は初めての参加だったのですが、近くの駐車場から整備された歩道を慰霊碑まで緩やかな上り坂を2分程歩き目の当たりにした事故現場...そこは碓氷バイパスを群馬方面から軽井沢に入る最後のカーブでした。一見どこにでもあるような普通の緩やかなカーブ。このカーブさえ抜ければあとは平坦な道になるのに。どうしてこんなところで事故が起きてしまったんだろう。これが率直な感想でした。

 慰霊碑に捧げられたたくさんの献花や千羽鶴を前に皆言葉を失い、もしこのようなところで我が子が突然事故に巻き込まれたら。命を突然奪われたら...ご遺族や被害者の方々、そのご家族や関係者の方々の心中を思うと、その苦しみや辛さはどれほどであろうかと胸が張り裂けそうな思いでありました。とても辛く、悲しい一日でありましたが、二度とこのような事故が起きぬよう願うとともに、今後、自分や、自分の周りの人々が交通事故を起こさぬよう注意を促したり、命の大切さを伝えていくなど、少しでも自分にできる行動をしていかなければならない。と心に誓いました。長野県支部としても、今後もこの事故を風化させぬよう、一人でも多くの方々に伝えていけるような活動が継続できればと思います。

(幹事 岩波 正博 記)

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