法政大学後援会

歴史・成り立ち

歴史・成り立ち

法政大学父兄会

法政大学後援会は、1947(昭和22)年に誕生した法政大学父兄会が前身ですが、大学予科では既に、前年の1946(昭和21)年に設立された予科後援会が活動を行っていました。1949(昭和24)年の新制大学への移行により予科は教養部と改編されました。そのため大学には大学父兄会と教養部後援会の二つの後援会が存在することとなりました。そこで合同促進委員会を設け、1952(昭和27)年9月6日の合同総会で、ふたつの後援会を解散し新たに発足したのが、現在の法政大学後援会です。なお、大学での父兄会の設立は、大学予科を含めますと日本で初めての試みと言われています。

もっと見る ▼

法政大学父兄会について

大学は、戦後の混乱の中で、壊滅的な状態にあったキャンパスの復興と学生の精神的指導という大きな問題に直面していました。野上豊一郎総長は、1947(昭和22)年6月28日、在京父母に呼びかけ「法政大学父兄懇談会」を学内で開催し、父母に大学の教育方針を説明し復興への協力を依頼しました。その席上でこうした会を永続的に続けたいと父母から「法政大学父兄会設立動議」が提案され、「法政大学父兄会」が誕生しました。理念は、「大学と家庭が統一ある教育理念のもとに学生の人間形成の推進に協力する。広い立場に立って学生生活をより豊かにする」というものでした。

法政大学後援会について

谷口忠槌1952(昭和27)年度理事長談 「子弟が充分勉強されて健康に社会に出て行かれるよう、親の立場から大学と色々連絡もいたし、責任を独り大学のみに負わせず、私どもも大学教育に理解を深めていく。且つまた私学の性質から見まして、私どもも法政の人と言う愛情を結晶して財政的方面でも出来るだけ力をあわせていく。大学の喜びを喜び、大学の悲しみを悲しむというわれらの法政にまで年を逐うて一緒に育っていくところに根本的な意義があるのではないかと存じます。学問を通じての学生への愛情は、諸先生方の心がけでありますが、私どもはそれを一層親の愛情をもって力強く支えていくことが肝心に思えます」

後援会活動年表

1947-56年 1957-66年 1967-76年 1977-86年 1987-96年
1997-2006年 2007- 年

このページの先頭へ戻る