ブックタイトルYs_後援会2020-電子書籍

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49校旗・校章 法政大学の校旗は、松室致学長の時代、大学令の施行によって名実ともに大学に昇格した1921(大正10)年4月、現在の千代田区富士見に第一校舎が新築された時に初めて作られました。しかし、この校旗は1945(昭和20)年5月25日の空襲で、本学校舎とともに焼失。二代目の校旗は1947(昭和22)年に学生からの醵金(きょきん)で髙島屋に依頼して制作しました。三代目となる現在の校旗は二代目のデザインを踏襲し、2008年1月に作られたものです。 1958(昭和33)年、それまで学部ごとに作られていたバッジを統一しようと、学生から図案を募集しました。数多くのアイデアの中から、経済学部第二部3年生(当時)の宇津木牧男さんの作品を原図案として、のちに東京オリンピックのシンボルマークをデザインした亀倉雄策氏にデザインを委嘱、現在のバッジができました。法政大学のスクールカラーである紺色とオレンジ色を使い、紺色の地にオレンジ色の「H」の文字をあしらっています。 法政大学の最初の校章は、「大学」の文字の左右に「法政」の文字を記したものでした。その後、1921(大正10)年頃には「大」と「学」との間に法政の欧文イニシャル「H」を挿入したものが用いられました。1922(大正11)年、予科の山崎静太郎教授(楽堂と号して能楽の研究家・批評家でもあった)の創案で、「H」の文字を王冠で囲んだ金モールの予科の校章ができました。現在の校章は、1930(昭和5)年に制定されたもので、これも山崎教授の考案です。 大学の二字を亀の子型に図案したもので、長い伝統と永遠の真理を表しています。 法政大学中学校の校章は、旧制の法政中学校そして新制の第一中学校へと引き継がれてきました。これは学制が旧制から新制に変わるなかで、本来なら新制の高校へと引き継がれるところですが、当時は新旧学制の変更や旧制の法政大学商業学校との再編の狭間で、前身を問うのではなく、同じ「中学」としての校章が引き継がれました。 付属校として誕生した翌年の1950(昭和25)年4月に制定されました。全体の形は盾で、Chastity(清純)を表します。HOSEI UNIV.の地の水色は清らかさを、文字のオレンジは情熱を表しています。左上はクラウンHで、法政大学の伝統ある紋章です。右下のSは高等学校(Senior)を表します。 校旗が学位授与式・入学式で使用されるのに対し、略旗はその他の大学主催の行事および校友の会合において、大学のシンボル旗として使用されています。略旗のデザインの起源については、元々応援団の「団旗」によるものと考えられますが、寸法などが不明確であったため、1990(平成2)年、正式に縦180cm、横270cmとし、また中央の「H」の位置をはじめとする細かな寸法も定められました。 この校章は法政大学予科の校章として制定されたもので、現在は法政大学高等学校、第二中・高等学校の校章になっています。 校章の中心に「Hosei」の頭文字の“H”、下は「University」の頭文字の“U”を表し、上に王冠をいただいています。この王冠はフランス型の王冠で、法政大学の前身東京法学社が1880(明治13)年に設立され、自由民権と人類普遍の自然法を謳歌したフランス法思想を命脈として、教学の指導者にフランス人法学者ボアソナード博士があたったことから、フランス型の王冠にしたと伝えられています。また、中心の“H”は「Hope」の意味を含ませ、純情で潔白な青年の希望を表します。■校旗■襟章(バッジ)■ブランドマークとエンブレム■法政大学■法政大学中学校■法政大学国際高等学校■略旗■法政大学高等学校 法政大学第二中・高等学校スクールカラーの由来:法政大学のスクールカラーは、オレンジと紺(法政ブルー)です。古い応援歌の歌詞によると2つの色は「暁(あかつき)の太陽」と「青空」を表しています。ただし、ブルーの色合いは、紫より濃い青紫です。印刷番号は、オレンジがDIC161(4色分解/Y100%+M60%)、ブルーはPANTONE280(4色分解/C100%+M90%)。歴史歴史校旗校章「自由と進歩」の学風をより分かりやすく伝えるため、2013年にブランドマークとエンブレムを策定しました。ブランドマーク:さまざまな方面でエネルギッシュに躍動する法政大学の姿を、Hの文字でシンボリックに表現しました。エンブレム:ブランドマークと同様の考えに基づき、法政大学の伝統ある校章とその頭文字H、そしてシンボルモチーフを組み合わせてエンブレムとして表現しました。