ブックタイトル会員のための大学ガイドブック2017

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概要

会員のための大学ガイドブック2017

38理系の就職活動1. 基本的な就職活動のプロセスは文系と変わりません。 ただし、理系学生には「学校推薦」という「自由応募」とは別ラインで進む選考プロセスがあります。2. 技術面接に対応できるようにしましょう。 学生の専門スキルについての面談です。(1)特に力を入れて取り組んだ授業課題(2)今後取り組んでいきたい研究内容などに答えられるようにしましょう。実際に物を作り上げた経験があればそのプロセスもヒントになります。3. 自由応募と学校推薦 行きたい企業が学校推薦を行っているのであれば活用 企業から大学へ、学部、学科、専攻単位で学生の推薦依頼がきます。このような企業に対しては、主として選考会を行い企業ごとに推薦する学生を決定します。ただし、学校推薦での内定は絶対に辞退することはできません。企業研究を充分してから応募しましょう。<2016年度の実施例>しましょう。ただし内定の辞退はできませんので、いろいろな企業の選考を受けつつ入社する会社を決めたい場合は自由応募が良いでしょう。4. 工場見学や現場見学に参加しましょう。 一般的な会社説明会とは別に、生産現場や研究所といった現場を見学できる機会を設けている企業があります。自分の知識や技術がどのような現場で役立つのかを確認する良いチャンスです。 また、現場を見ておけば面接試験などの際に説得力が出てくるメリットがあります。興味ある企業で開催されている場合は、積極的に参加することで、企業の中に入っても誠実に仕事に取り組む人材であるとアピールできます。<学校推薦募集を行うおもな企業>トヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車、富士重工業、スズキ、小松製作所、富士ゼロックス、富士通、キヤノン、凸版印刷、大日本印刷、オリンパス、リコー、ブリヂストン、清水建設、大成建設など○逆指名企業が先に選考を行い、合格者に対して学校推薦状を求める形式。実施される大学は限定されています。企業の求める人材に合致していれば相当数の合格者が出ます(NTTデータ、NTT東日本など)。○マッチング方式事業部が選考を行い、合格者に対して学校推薦状を求める形式です。大手電機メーカーがこの方式での採用です。各事業部が求めている人材と学生が希望する分野をすり合わせてミスマッチを防ぎます(日立製作所、NEC、パナソニック、三菱電機など)。学校推薦特殊な学校推薦「逆指名・マッチング方式」