ブックタイトル会員のための大学ガイドブック2017

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概要

会員のための大学ガイドブック2017

34防災面での危機管理について建物について 1980年以降に建てられた校舎はすべて新耐震設計に対応しています。それ以前の建物については建設当時の耐震基準で設計されていますが、大地震が起きたらすぐ倒壊するというものではありません。このような旧基準で建てられた建物はすべて耐震診断を行い、現行基準をクリアできるよう順次耐震補強工事や建替工事を行っております。なお、アスベスト封じ込め工事、除去工事も完了しており、年間1回の点検作業も実施しています。 では、地震が発生したらどうすればよいのか。その瞬間、「自分の身は自分で守る」以外に方法はありません。学校にいても自宅にいてもまたは街のどこかにいても、その瞬間は自分で自分の安全を確保することです。大学では、地震発生時にとるべき行動として、まず「身の安全確保」、その次に「火の始末または消火活動」、そして「周囲の救助・救援活動」の三大原則を身につけるよう啓発活動を実施しています。 火災や地震などが発生した時の体制は、大学の自衛消防組織が基本となり対応にあたります。普段から防災訓練等で経験を積み重ね危機管理に対する意識向上を図っています。<災害時の避難場所>市ケ谷:地震については原則として建物内待機多 摩:各建物に隣接する広場小金井:キャンパス中庭    多目的グラウンド(梶野町)災害時の安否確認・連絡方法は親子で話しあって決めておきましょう<大規模災害発生時にとる三大原則>(1)学校にいるとき  ①身の安全を確保  ②周囲の火の始末・初期消火  ③周囲のケガ人の救助・救援活動その後の行動については、学校が情報収集に努め指揮をとります。帰宅が困難なときは学校にとどまります。(2)自宅または学外にいるとき  まず、身の安全を確保。  通学・帰宅途中はただちに帰宅。  家族と連絡を取り合い安全を確保。災害用伝言ダイヤル  電話番号 171災害用伝言板サービス(携帯電話) 大規模災害発生時、発生地域で自分の安否情報を家族・親類・知人などに知らせるため、メッセージを登録できるサービスです。 詳しい設定・登録方法は、以下の各携帯電話会社の案内をご確認ください。■NTT Docomohttp://www.nttdocomo.co.jp/info/disaster/index.html■au(KDDI)http://www.au.com/mobile/anti-disaster/saigaidengon/■SoftBankhttp://www.softbank.jp/mobile/service/dengon/■Y!mobilehttp://www.ymobile.jp/service/dengon/毎月1日と15日は体験利用ができます。親子で使いこなせるようにしておきましょう。■安否情報まとめて検索(J-anpi)http://anpi.jp/防災グッズなどの備蓄品は大学が用意しています