法政大学後援会

軽井沢バス事故から1年 慰霊・献花に参加して

【法政大学後援会長野県支部事業報告】
                                          
法政大学後援会 長野県支部
                                               幹事 若林 弘樹

実施日 2017年1月15日(日)
参加者 法政大学後援会長野県支部 役員4名

 2017年1月15日、あの忌まわしいバス事故から1年たち、法政大学後援会長野県支部を代表して4名の役員で犠牲になられた方々への慰霊・献花を事故現場脇に特設された献花台でおこないました。
 献花台に到着し真っ先に私の目に飛び込んできたのは、生花や供物と一緒に献花台の安全ネットに飾られて、風を受けてなびいていたHのマークの応援手旗でした。その手旗を見た瞬間に涙があふれてきました。尾木直樹教授のゼミ生が犠牲になってしまいました。
 何日か前の朝刊に、当時、尾木ゼミでゼミ長をされていて犠牲になってしまった西原さんのお母さんの手記が載っていて、涙しながら読んだ記事が思い出されました。厳しい受験を経て、まさに校歌にあるように"よき師・良き友"に巡り合い、夢と希望を持って充実した学生生活を送っているまっただ中だったのに...。
 利益を最優先させ、安全への配慮を行わず事故を招いた当事者と業界への怒りがこみ上げてきました。何の落ち度もないのに突然、夢と希望と共に生命までをも奪われてしまった13人もの尊い若者の犠牲を絶対に無駄にしてはいけないと強く思いました。
 帰りの車を運転中にラジオのニュースで、ご遺族が、真夜中の事故の発生時間に合わせて現場を訪れていたこと、突然奪われた愛しい我が子への思い、現在のやりきれない思い等々を伝えていました。運転しながら涙がこぼれました。とても辛く悲しい一日でした。
 二度と若者が犠牲になる悲惨な事故が起きないようにと強く願いました。そのためには、誰というのでなく、社会全体で関心を持ち続けることが必要だと実感しました。


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